薬剤師でも風邪をひくことがあります。

薬剤師として働く人は、健康で病気をしないというイメージをもたれていたようです。勤務先の指示でインフルエンザの予防接種を受けましたが、休日の人混みを歩くよりも頻繁にインフルエンザの患者さんに会う仕事、うつされてしまうこともあります。ある年、インフルエンザになり、数日お休みすることになってしまいました。その間職場に迷惑をかけてしまったことは重々承知ですが、復帰後、「一人少なかったからか薬が出るのが遅い」と患者様にクレームを受け、職場でも「こんな時期だからこそ自己管理は大切」と言われ、モヤモヤした気持ちが拭いきれず転職を決意。全く畑違いのアパレル販売員へ転職しました。仕事に不満はないのですが、薬剤師時代から考えるとお給料が少なめで、以前のお給料をベースに借りていたアパートの家賃が大きな負担に感じられるようになってしまいました。2年ほど販売員を経験した後、改めて薬剤師へと転職。職場仲間に恵まれ、お給料も安定し、気持ちよく働いています。調剤薬局の薬剤師が出世し、給与(年収)を上げていくにはどうしたらいい?現場と舞台裏

学費分の給料が稼げない薬剤師

Mittwoch, 19. Dezember 2018

6年間の大学生活でかかった費用は実に1,000万円以上。それだけに、薬剤師として就職した後は親に恩返しをしなければと考えていました。相当いい給料をもらえると期待していたのです。私が就職した先は調剤薬局。県内に30店舗ほどのドラッグストアと調剤薬局を展開している企業でした。初任給は、びっくりするほど安く、手取りで20万円そこそこ。高校時代の友人が4年で大学を卒業したのと同等かそれよりも低い給料でした。景気の低迷で薬剤師の給料が以前よりだいぶ安くなっているとは聞いていたものの、6年間勉強してきてたったこれだけ?というのが素直な感想でした。初任給が安くてもその後どんどん昇給するのであれば問題ありませんが、会社の上司に聞くとそんなことは全くありませんでした。20年後を考えると、下手したら同級生の半分の給料かもしれません。それが分かってショックを受けました。親からも「あんたはお金がかかってるからねえ」とチクリと言われる始末。それでもせっかくお世話になったのだからと勤務を続けてはいますが、転職することも視野に入れて、大学の先輩や同級生からいろいろと情報を集めています。