薬剤師でも風邪をひくことがあります。

薬剤師として働く人は、健康で病気をしないというイメージをもたれていたようです。勤務先の指示でインフルエンザの予防接種を受けましたが、休日の人混みを歩くよりも頻繁にインフルエンザの患者さんに会う仕事、うつされてしまうこともあります。ある年、インフルエンザになり、数日お休みすることになってしまいました。その間職場に迷惑をかけてしまったことは重々承知ですが、復帰後、「一人少なかったからか薬が出るのが遅い」と患者様にクレームを受け、職場でも「こんな時期だからこそ自己管理は大切」と言われ、モヤモヤした気持ちが拭いきれず転職を決意。全く畑違いのアパレル販売員へ転職しました。仕事に不満はないのですが、薬剤師時代から考えるとお給料が少なめで、以前のお給料をベースに借りていたアパートの家賃が大きな負担に感じられるようになってしまいました。2年ほど販売員を経験した後、改めて薬剤師へと転職。職場仲間に恵まれ、お給料も安定し、気持ちよく働いています。調剤薬局の薬剤師が出世し、給与(年収)を上げていくにはどうしたらいい?現場と舞台裏

転職の目的を今一度考えてみる

Dienstag, 19. Februar 2019

どうして転職しようと思うのか、人によって様々な思惑があるのは確かです。収入を増やすのはもちろん理想ですが、それだけで片付けられないものもありますね。前職に行き詰まったなら転職で気分を一新するのも一つでしょうし、前職で得たスキルをさらにブラッシュアップするのも転職の理由として十分なものでしょう。私には転職をする時に意識する一つの哲学のようなものがあります。それは新しいことを覚えるための転職であること、です。新しいことを一から覚えるのはなかなか大変です。楽を選ぶならこれまでやってきたことを継続できるのがいいのでしょう。しかし可能なのであれば経験を活かしつつも新たな課題が見つかる職場がやりがいという意味でも尚良いような気がします。気持ちに余裕があるから今までの業務内容に近いのがいいと言う方も多いです。できるからやる、それも選択肢として否定はしません。しかしそれ以上にできないから知りたい、覚えたいと言う好奇心も多少ないと刺激を得ることはできないのではないでしょうか。